「 巨木 」 一覧

思ひいづるときはの山の岩つつじ 言はねばこそあれ恋しきものを 京都市太秦にある常盤の山の岩躑躅のように、言わないからこそあの人に分かってもらえない苦しみ。思い出した時のあの人のことが恋しいこととうたっ ...

子どものころから学校の花壇の世話や畑で花を栽培していた。桜の花がはなから好きではなかったけれど、円山公園の枝垂れ桜を毎年春に観ていたから、なぜだか枝垂れ桜が好きになった。ソメイヨシノが男風な宝塚で、枝 ...

太閤秀吉のお花見をあなたも 西国霊場には桜の名所が多いのはどうしてでしょう。京都の醍醐寺は豊臣秀吉がお花見を開いた場所。そのお花見のために奈良の吉野から山桜を移植したというのですから、よほど太閤殿もさ ...

雪山をバックに糸桜が舞う 枝垂れ桜が好きだというと、山梨のひとが「この桜を観においで」と言われて観に行った。ほんとに田んぼが広がるなかに巨木の大糸桜が威風堂々と。バックには八ヶ岳や南アルプスの、、「天 ...

しだれ桜はその姿が華麗なのでファンも多い桜 枝垂れ桜で大きな樹は西日本にはあまりなくて、この泰雲寺のしだれ桜が「西日本一」という表現もあります。高さとしては15mほどで、醍醐寺の枝垂れ桜に比べると低い ...

姿が素敵な大糸桜　 巨木というのは、どうしても樹勢がおとろえてくると支柱で枝を支えたりしてあげなくてはいけない。ただ、回復の見込みがあるのにへたに支えると、余計にだめになるんだと聴いたこともある。人間 ...

「おっちゃんはどこから来たの？」「この桜めずらしいの？」 そうか、この桜を毎年観なれているこの子どもたちにとっては、当たり前の桜。この桜の樹が大きいとか、そのさくら花が日本でもここにしかないめずらしい ...

南無遍昭金剛、桜佐久 奈良の山々に囲まれた谷あいにある由緒ある仏隆寺。子どもとふたり、桜を観に山を散歩。同行ふたり、いや三人。ここは空海の弟子だった賢恵が創建したお寺。 大和茶の発祥の地でもある。桜の ...

ことしばかりは　すみぞめに咲け 雨の降る中、この桜にはじめて出会った20代の頃。ご老人が何かしら、しゃがみ込んだ。気分でも悪くなったのかと、撮影の手を止め近寄ると。この爺さん一生懸命散った花びらを集め ...

Godzillaのようなその姿 この巨大なる樹の根元からはえたいの知れないエネルギーが吹き出しているかのように感じてしまう。まるで怪獣のゴジラのような姿。おもわず自分の小ささにひれ伏してしまうような気 ...

その蕾みの形から瓢箪桜ともよばれる祇園さま 「祇園さま」と呼ばれる高さ20mを超えるウバヒガンザクラの巨木が高知の仁淀川町にある。学生時代サイクリングのときにたまたまみつけたくらい、遠くからでもよくわ ...

巨木の桜で花多く咲く木といえば 「この桜の巨木だけは観ておいた方がいいと言うのは？」と聴かれる。そのとき必ずお教えするのが、この岡山県、中国山地の真ん中にある醍醐の桜。はじめて出逢ったときには、おった ...

神社この桜は日本の桜の一番素となる桜 「これを越えれば桜だよぉ」と教えてもらい戸隠の山を越えていった記憶がある。バス停から40-50分は歩いただろか、町の人が丘を越える感覚と僕が山を登る感覚は同なじな ...

座禅を組むかの仙人桜 ボーイスカウト時代に大屋町にはじめて行った。そこで山に咲く大きな桜を観た。それが「仙桜」とよばれる地域の守り神のような桜だとのちに知った。それから何度も観に登っている。ここへくる ...