蓮ゆらぎ 蓮しずまりて音もなし@大阪府大阪万博跡地、日本庭園
お釈迦様の足跡から咲いたといわれる蓮の花
意外なことに蓮の花と睡蓮が見分けられない人がいたり、蓮の咲いている姿を観たことすらない人がいたりすることに驚いたりする。仏教国の日本では、お寺さんに行けば必ず蓮の花や花が散った後の「蓮台」や「果托」が飾ってある。
仏教では、泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせるハスの姿が仏の「智慧や慈悲の象徴」とされています。よい行いをした者は死後に極楽浄土に往生し、同じハスの花の上に身を託し生まれ変わるという思想もあります。「死後に極楽の同じ蓮華の上に生まれること」を一蓮托生とも。
朝早く咲き昼過ぎには閉じる花そして4日後には散る
朝早く花開き、しばらくすると閉じてしまう。蓮の花の開閉は、睡蓮とおなじく3日間繰り返し、4日目には花びらが散る。朝起きて眠るように閉じる姿は、人間のサイクルと同じとも言います。
花のフォルムも美しいので誰からも愛される花であることは確かです。蓮の根は、レンコンです。万博公園の日本庭園はす池では「大賀蓮」「舞妃蓮」「ネール蓮」など26品種が咲いています。株数にして千以上といいますから、そうとうな数です。
撮影しやすいのは、中央に橋が通りその周辺にピンクや白の蓮の花が咲くので近寄りやすいのです。近くで大きな蓮の花を観賞できるのです。蓮のシーズンの週末は開園時間も早朝から開いているようです。できれば早朝、遅くとも9時くらいには着くことをおすすめします。
ネットで観て、それでおしまい、では悲しすぎる。早起きして蓮の花を子どもと一緒に観る。それだけでいい。蓮の花とその時のあなたの気持ちが子どもに結果伝わるのですから。
花言葉 清らかな心、雄弁
蓮
学名/Nelumbo nucifera
和名/蓮(はす)
その他の名前/水芙蓉(スイフヨウ)、不語仙(フゴセン)、池見草(イケミグサ)
科名/ハス科ハス属
分類/水生植物
原産地/アジア(熱帯・乾燥帯・温帯)、オーストラリア、北アメリカ
高さ/50cm~100cm
栽培難易度/私でもベランダで咲かせましたから園芸の心得があれば咲きます
開花時期/7月~8月
ハス誕生花/7月3日、7月8日、8月15日、9月26日
花言葉/「清らかな心」「雄弁」
日本庭園 はす池
アクセス/大阪モノレール万博記念公園駅 - 太陽の塔、自然文化園、EXPOCITYなど、記念公園中央口への最寄駅
所在地/大阪府吹田市 千里万博公園
利用料金/大人250円、小中学生70円
全面積 260,000平方メートル
芝生面積 47,600平方メートル
ハス蓮大阪万博跡地、日本庭園 | 関西花の名所ザ・ベストテン
蓮ゆらぎ 蓮しずまりて 音もなし🌸蓮の花がさく瞬間を一度は観たい。花の姿が智慧や慈悲の象徴と言われる蓮を見に子どもと出かけてみませんか。大阪万博記念公園の中にある蓮池、朝早く咲き、昼過ぎにはもう閉じてしまう、そし4日後には散るハスの花を。日本庭園には他の花々も満開。