「おとう、ひまわりはなんで🌻おてんとさんに向いてるん?」
「そやなぁ〜」とまだ保育園の子どもに話す時、どう説明すればいいだろう。ここからが面白いのやとおもう。「ベランダに咲く他の花もみてごらん。朝顔だっておひさんのほう観て咲いてるよ」なんてことを僕は話した。あなたならどうだろう?
英語でも太陽の花、SunFlower🌻ただこちらは太陽に向いて咲くはなという意味ではなくて、ひまわりが太陽によくカタチが似ているから。英語圏や他の国の人々は太陽を絵に描くと黄色に塗るのがふつう、日本では真っ赤な太陽だからおひさんと同じカタチとはあまり思わない。
ひまわりは北アメリカが原産、主に現在のアメリカ国の花で、本当のアメリカ人であるインディアンが食用としてひまわりを栽培していたとか。16世紀にスペイン人がその種を持ち帰り、その後フランスやロシアに渡って行ったとか。
おもしろいのはロシアの国花が、実はアメリカ原産なのである。なんでロシアでこのひまわりが流行ったか? それはひまわりが強いのでさむさもへっちゃらだから。そして種がなんといっても食用にできるから。寒い国ではそんな簡単に農作物は育たない。
もうひとつの理由がロシアキリスト正教会が油脂食品は身体に悪いと食べてはいけないルールを作って守っていた。それにひまわりの種だけはなぜか入って無く、油を取るためにひまわりを食べるのがロシアで流行り生産量が世界一になったとか。つまりロシア人が現在生きているのは、アメリカ人のおかげなんだねぇ (⌒-⌒)
ひまわりはどう考えても、アメリカ的だなぁと感じてしまうけれど、ロシアがひまわり?! ひまわりオイルで揚げたピロシキなのだぁ。
ひまわりに天よりも地の咲顔くる兵庫県佐用町南光ひまわり畑
「でっかいなぁ」
「大きいなぁ。端からはしまで歩くんもしんどいなぁ」見渡す限りひまわりである。数十万本らしいが、1万本🌻でもどれくらいか想像はつかない、それを数で表すんわ果たして意味が有るんやろかと常々おもう。とにかくひまわりだらけなのだが、平ばの畑に咲いているので、絵にはなりにくい。それこそ集合写真のように階段状にひまわりの顔がこっちを向いてくれてたりしたら最高なんだけど。
山あいの町・佐用町南光ひまわり畑の向こうは山のみどりでこれまた美しい。ふかみどりの山と黄色い向日葵のコントラスト。ひまわりはこんなに小さな花だったのか、と勘違いするほどのスケール。
「どうしてこんなに咲いてるの」
「ひまわりの種食べられるんやでぇ」日本ではひまわり油にするくらいしか食用という意識はないが。
1980年代、同じ品種の花ばかりが咲いている畑は北の大地、北海道にしかなかった。圧巻のひまわり畑は北海道空知郡北竜町のひまわり畑🌻しかなかったとおもう。
本州では花の光景が観光資源になるなんて考え方が当時はなかったし、畑で人が食べるための農作物を作っていた。花で人を楽しませようなんて考え方がすくなかった。それが農業の後継者不足や観光で町を盛り上げようという機運となり、各地で大規模な花の観光栽培がおこった。ただ悲しいかなせっかくできた花の観光資源もうまく使われているかどうかは疑問に感じることもあるが。
観光客の方がわざわざ訪れてGood度(他府県からの観光)
℃+℃+℃+℃+℃(5個で満点)
雄大な花の光景はなぜひまわりに向くのだろう
ひまわりの咲く光景は淋しいとうたった歌が多いのも、ひまわりの咲く裏側をみたり、咲いた後のうなだれた姿を感じたりするからかもしれない。
ここで花ことばについて。花言葉というのは各国で違う。だから同じ花でも感じ方が違うところがオモシロィ。ひまわりの花言葉で、アメリカでは「にせがね」というのがあるそうで、これまた笑いました。明るい花のイメージなのに、どういうわけかかなしい感覚に成るのもひまわりが満開の光景です。
ただ子どもは、関係なく向日葵をみるとなぜか追いかけるように走ったりするのが不思議。なんでだろう、と思う。嬉しいと走り出すのかもしれないし、なにかを追いかけているのかもしれない。ちなみにひまわり畑を犬も走っていたが、猫は走らない🌻
ひとつの枝にたくさんのちいさな花をつけるリトルひまわりがあったりと今、世界に60種類のひまわりがあるそうで。そういえば、ひまわり=黄色だけれどすこしクリーム色のひまわりがよく花屋さんでみかける。これはイタリアンホワイトという品種。
ひまわりで赤い向日葵というのがあって、これが咲いているのを観ると「しあわせなふたり」に成るという言い伝えというかおまじないがあるそうで。
ひまわりの波にさからう 子に咲顔
ヒマワリ
学名/Helianthus annuus
和名/向日葵(ひまわり)
その他の名前/日輪草(ニチリンソウ)、日車(ヒグルマ)、日回り(ヒマワリ)、サンフラワー(英語)、パトソールニチニクподсолнечник(ロシア語)
科名/キク科ヒマワリ属
原産地/主な原産国はアメリカ、世界に約60種類
高さ/30cm~300cm程度
栽培難易度/初級者向け
開花時期/6月~10月頃
ペルーやロシアの国花
花ことば/「あなただけ見つめてる」や「愛慕」や「光輝」や「憧れ」
7月6日、7月20日、8月2日、8月5日、8月31日の誕生花
佐用町南光ひまわり畑南光町は佐用町と一緒になったので、今では佐用町南光ひまわり畑でした。初出では南光町と記載していました、申し訳ございません。
2017年7月20日現在、林崎地区34万本がちょうど見頃に近づいてきました。林崎地区が最もひまわりが多いです。約34万本、他にもひまわりが咲くのは宝蔵寺、漆野、東徳久、西下野地区などがあります。
兵庫県佐用郡佐用町林崎839 南光スポーツ公園周辺
入園料金/200円小学生以下無料
アクセス/JR播磨徳久駅より徒歩30分
JR姫新線播磨徳久駅より無料シャトルバスにて約5分(土日祝日の昼間のみ)
夏の花ベストテン南光ひまわり畑 | 関西花の名所ザ・ベストテン
向日葵に 天よりも 地の笑顔くる🌻子どもにぜひみせてあげて欲しいのがここ兵庫県南光町に咲く向日葵畑の圧巻。犬は喜び、子ども走り回る。ひまわりはなんで向日葵🌻なん?そんな会話が楽しめる、太陽の花、SunFlowerはアメリカ原産。それを国花として使うのがロシア、なんだか変な感覚。
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