港神戸を見渡せるビーナスブリッジは桜の隠れた名所
神戸の川というのは一級河川のような大きな川はないけれど、そこには花が咲いている。それでなくても水辺というのは、人がなぜだか集う。そこに桜が咲いていると、もうゆうことなし。
桜の名所というほどではないけれど、宇治川沿いは地元のお花見名所。諏訪山公園が遊び場だった私には、なつかしい場所。ビーナスブリッジがあるのが諏訪山ですが、ここは意外と知られていない桜の名所です。
この横を流れるのが宇治川です。いまでは山手大学横にはホタルまで生息しています。ここ街中元町から歩いていける場所なんだから驚く人も多いです。諏訪山公園からビーナスブリッジにかけても桜は多いのでお花見できます。ただし山に登らないといけませんから運動靴でハイキング。
宇治川沿いに桜が咲きます
宇治川のよこの丘・宇治野山には海洋気象台(今はありません、当時の写真)があり、小学生のころそこでよく遊んでました。気象台の職員住宅に住んでいた中学生の女の子が私たち幼子の相手をしてくださってたんです。彼女はたくさんの5圓玉を針金に通して、おしゃれなブレスレットをしてた、ただうる覚えだけど。
そして遊びつかれたころ、ブレスレットから私たちに「はいこれで何か買っておいで」と5圓玉をみんなにくれた。中学生が幼い小学生をめんどう看てくれてた、今から考えるとホントありがたかった。
海洋気象台は海沿いに移転して、いまではマンション建設が進んでいます。ただこの地域は私が住んでいた頃とくらべると人は少なくなっています。下の写真のように1990年代はじめ頃までは川の横に洗濯物を干してたりした地域です。
宇治川は神戸ハーバーランドのほうへ流れていますが、宇治川商店街の北で暗渠になって蓋をされています。さくらが咲いているのは諏訪山町の山手大学のあたりから楠谷町まで。馬場町で川は大倉山のきたで90度まがります。
馬場町あたりは桜はすくないですが、おおきな大倉山公園のふれあい広場にいくとまた桜のお花見ができます。大倉山は樹木好きが集う公園で、日本全国の府県の樹が観れるのですから。東北大震災のあと、この神戸に移住されてきた方で友だちになったひとが「宮城県の森があるので大倉山公園が好き」と言って「時々行くんだぁ」と。
大倉山公園は丘になっていますから、ここでお弁当を食べている人もたくさんいます。子どもとお花見したあとわたしたちも大倉山公園でお弁当を食べました。公園で一通り遊んだあと、大倉山図書館で子どもは『ずっこけシリーズ』読んでました。