子どもと一緒に行く夏の花 花びらの垂れて静かや花菖蒲
この施設は残念ですが無くなり、現在花も咲いていない状況です。ファインダーをのぞくと花の遊園。子どもとの大切な時間を、ステキな花の場所で体験し欲しい、子どもとの時間は限られているから。そしてiPhoneで撮影して思い出として欲しいとおもい、このブログを書いています。関西から日帰りで行ける夏の花の名所ザベストテンをどうぞ。よかったらFBなどでシェアをお願いします。
湖岸からの風を感じながら自転車で琵琶湖サイクリング
わたしたち関西に住む人間にゆたかな恵みを与えてくれるのが琵琶湖だ。自転車で一周するのにもいい大きさ。淡路島と同じくらいの大きさで、琵琶湖大橋拠点でくるりなら一日でまわれる。自転車道路も整備されていて、自転車好きにはたまらない。
いまでは「びわいち」と言って自転車好きが一度は琵琶湖を一周してみたいとおもうらしい。子どもが自転車好きということもあって、クルマに自転車積み込んで湖東をめぐったことがある。
数十年前は琵琶湖畔にしかクルマの路がなかったが、山沿いにバイパスが出来たおかげでクルマの量が分散して自転車でも走りやすくなった。なにより小学生ひとりで走らせていても、サイクリストが多いのでなにかあれば助けてくれる。自転車好きに悪い人はいないとわたしは勝手におもっている。
琵琶いちのついでに立ち寄った新旭花菖蒲園
花菖蒲園は各地にある。山沿いの谷間のようなところが多いような気がする。それがここ滋賀の新旭花菖蒲園は、風車が目印の
道の駅に隣接する植物園。
いずれがアヤメか、カキツバタ、そしてハナショウブ。どちらもアヤメ科の多年草。同じ様な花が咲くので、誰しも見分けることを放棄してしまう。アヤメは山野に自生して咲いているので、山登りの際みかけたりする。
観賞用に水辺や湿地で栽培されているのがハナショウブ。ノハナショウブの栽培変種。栽培品種なので大きな花をつけて、見応えもあり、いろも白、黄、青、紫と色も豊富。ショウブと呼ばれることもある。けれど、端午の節句に使う菖蒲湯のショウブはサトイモ科の多年草で葉は似ているが、ほんとうは違う。こちらは薬草として根が健胃薬に使われる。
ややこしい話しになるのが、この菖蒲の花。ちなみにアヤメも漢字で書くと「菖蒲」。夏の最初に咲く花だからと、アヤメの仲間でイチハツという花もある。まぁそんなことあまり考えず、花を楽しめばいいのだけれど。
人の来てと 咲くというなり 花菖蒲
琵琶湖の周辺は絵になるところが多い。そして走っていて気持ちがいい。湖東はいつも比良山系が見守ってくれているような気分になる。疲れたら人はなぜだか水辺が恋しく成るという。そんな時には自転車を置いて、湖岸で休めばいい。
マキノ町の名物メタセコイアの並木道
道の駅に隣接した、こうした植物園を観て回るのも気分転換になる。ここ高島周辺には水鳥の観察施設やライダーにはたまらないくらい気持ちがいいメタセコイアの並木道がある。
現在この施設と道の駅はリニューアルのために休園しているそうで、来年春にはオープンする予定だとか。また2018年に自転車で廻りたい。
和名/ハナショウブ
別名/ギョクセンカ（玉蝉花）
原産地/日本、朝鮮半島～東シベリア
開花期/6～7月、花びらは3枚、6枚、八重咲きと品種によって様々で、3日ほどの短い期間で枯れ落ちてしまいます。
英名/Japanese water iris
分類/アヤメ科 アヤメ属
学名/Iris ensata var. ensata
誕生花/5/5 5/8 5/10 5/20 5/31 6/8
花言葉/「うれしい知らせ」は、アイリスと同じ。「優しい心」「優雅」は、垂れ下げるように咲いた花姿に由来。
見分け方/ハナショウブは面に1本、裏に2本の葉脈がある。カキツバタは葉脈が目立たず、やや幅広。アヤメは乾燥地に生え、葉脈は目立たず、細く、三種の中で一番小さい。
道の駅 しんあさひ風車村（新旭花菖蒲園）
所在地/高島市新旭町藁園336
夏の花花菖蒲＠滋賀県新旭菖蒲園 | 関西花の名所ザ・ベストテン
花びらの 垂れて静かや 花菖蒲 子どもと自転車で琵琶イチした時にみつけた花の名所。滋賀新旭花菖蒲園、ただ今リニューアル中で来年オープンだとか。高島市はここだけでなく水鳥や段々畑の広がる風景やメタセコイアの並木道など一大観光名所、ぜひあなたも訪れてみて。自転車でメタセコイアの道を走るのは最高。