アジサイ@六甲山森林植物園

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子どもと観る6月の花といえば?【 アジサイ@六甲山森林植物園】武漢熱休業終了、5月18日(月)より開園

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アジサイは挿し木で 手軽に増やせる、初心者向きのお花

アジサイ@六甲山森林植物園武漢熱休業2020年4月11日から5月31日まで閉園、ハイキングでの通り抜け(9時~16時半の間)は可能です。アジサイの名所ということでウィキペディアにも紹介されているのが六甲山森林植物園。植物園と言っても六甲山の山の中にある。植物園なので無料というわけにはいかないですが、兵庫県内の小中学生なら「のびのびパスポート」で無料です。

園内は広いので、一日ここを散歩するだけでも程よい山歩き気分。お弁当を持って子どもと一度は是非訪れみて欲しい場所。アジサイだけでなく、ここに植えられている各国の樹を観察するのもいい。アジアの森、北米の森とエリアがあります。アジサイ@六甲山森林植物園

駐車場がある北側の正面入り口からだと下る感じでスロープが広がるが、そこから両サイドにアジサイがこれでもかと咲いている。ここを観るだけでも一見の価値があります。

アジサイは山に自生していた山アジサイから園芸品種に

原種は日本の山に自生していたガクアジサイが、シーボルトによってヨーロッパに運び込まれて、そして今のようなカラフルなアジサイに品種改良されて進化していきました。

オランダ商館員の一人として嘘をつき鎖国時代の日本に渡来したスパイだと言われているドイツ人シーボルト。地図を無断で国に持ち帰ろうとして嫌疑をかけられた。スパイか金儲け主義の商人だったんだろうなぁ。プラントハンター、英語で言うとカッコよく聴こえるが、単に植物を密輸入するふとときものでもあるよねぇ、だってそれで一儲けするのだから。

アジサイ@六甲山森林植物園

山アジサイ3種。左から京都醍醐山で発見された【舞妓】現存しないとされていたが、三重大学演習林で再発見された。ガク咲きのヤマアジサイ【クレナイ】。これも幻の品種と言われていた【紅手毬】。江戸時代大人気だったアジサイ。@六甲山

詩歌に「オタクサ」と出てくるアジサイそれはシーボルトが愛した日本女性おたきさん

シーボルトによってヨーロッパに持ち込まれたアジサイ14種類。その中の一つにシーボルトが日本で愛した女性の名前をつけたものだから、まぁ叙情的で人の心を揺さぶり「オタクサ」というのが、イコールアジサイと言われたりするけれど。でも名前、滝さんです。彼女を日本人は「おたきさん」と呼んでたから、それが名前だとシーボルトは誤解したのか。まぁ、外国人にとっては、無理からぬことか。

アジサイ@六甲山森林植物園

時代の流行ですがアジサイといえば、江戸時代から昭和初期までは白のイメージ、その後ブルーがアジサイのイメージ。でも今は赤紫かなぁ。

その頃、日本に咲いてたアジサイは山に自生していたもの。現在園芸店で販売しているアジサイのようにカラフルな色はしていない。ただヤマアジサイは本当に山をハイキングしていて出会うと大きさもあるので印象強い。

アジサイの中には、もう絶滅したのではないか? と呼ばれていたものもあるそうで。ただ違う場所で自生していて、それがたまたま発見されるということもある。

江戸時代に栽培されていて、シーボルトがヨーロッパへ持ち帰った一つ、「日本植物誌」に掲載されているシチダンカは、実際には日本では見たことがある人がおらず、幻の紫陽花と呼ばれていました。

1959年に神戸六甲山中に自生しているのが発見されて、幻ではなくなった。淡い青色の可愛いアジサイで、落花までに色が変化するのも特徴。

観光客の方がわざわざ訪れてGood度(他府県からの観光)
℃+℃+℃+℃+℃(5個で満点)

アジサイ@六甲山森林植物園

青のアジサイ【ブルースカイ】みんながアジサイの花びらと思っているのは実はガクで、花の部分は中央の小さな花。

夏の野は さきすさびたる あじさいの花 色とりどりの 心なぐさめ

アジサイ
学名/Hydrangea macrophylla
和名/紫陽花(あじさい)
その他の名/額紫陽花(ガクアジサイ)、西洋紫陽花(セイヨウアジサイ)、オタクサ、七変化(シチヘンゲ)、アナベル
科名/アジサイ科アジサイ属
分類/庭木
原産地/日本
高さ/20cm~400cm程度
栽培難易度/やや初級者向け
開花時期/5月~7月頃
紫陽花の花言葉はあまり良くない。移り気、浮気、高慢、冷酷、冷淡、無情。だから、相手が異性なら贈りにくい花です。まぁあまりプレゼントでアジサイの花はもらわないけどね。
6月3日、7月13日の誕生花

子どもと観る6月の花といえば?
アジサイ@六甲山森林植物園

森林植物園について

総面積142.6haの広大な植物園。北アメリカ産樹林区、ヨーロッパ産樹林区、アジア産樹林区、日本産樹林区(北日本区・照葉樹林区・日本針葉樹林区)といった原産地別に、自然生態を生かした樹林として植栽展示しています。
また「あじさい園」では、六甲山の幻の花といわれたシチダンカをはじめ、25種350品種、約5万株を収集して植栽。植栽樹種/約1,200種(うち外国産約500種)。ここでは6月の花として、森林植物園のアジサイを紹介していますが、7月上旬も美しく咲いています。写真は2017年7月のものもあります。

幻のアジサイ@六甲山森林植物園

シチダンカ

休園日/毎週水曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始(12月29日~1月3日)
入園料/大人(高校生以上)300円 小人(小・中学生)150円
開園時間/9:00~17:00(入園は16:30まで)
駐車料金/乗用車 500円(1日)二輪車 無料
所在地/〒651-1102 神戸市北区山田町上谷上字長尾1-2
TEL. 078-591-0253

子どもと観る6月の花といえば? アジサイ@六甲山森林植物園 | 関西花の名所ザ・ベストテン
日本が原種のアジサイ。日本の山に自生していたガクアジサイが、シーボルトによってヨーロッパに運び込まれて、そして今のようなカラフルなアジサイに品種改良されています。六甲山の野山にはアジサイがよく咲いています。その六甲山にある森林植物園には、アジサイがたくさん咲いています。園内は広いので、一日ここを散歩するだけでも程よい山歩き気分。お弁当を持って子どもと一度は是非訪れみて欲しい場所です、是非一度お子さんと歩いてみてください。

夏の野は さきすさびたる アジサイの花 色とりどりの 心なぐさめ〜六甲山森林植物園アジサイ@六甲山森林植物園

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