桜が咲き誇り緑が美しいターフ阪神競馬場
兵庫県は花や植木の栽培でも有名な県の一つです。意外と知られていませんが。尼崎から宝塚は植木などの栽培が盛んです。そんな木々や花をめでる文化から、この地区は花や木が多いです。
そして武庫川を挟んだお隣、西宮はなぜだか芝生の美しい場所が数多くあります。天然芝の野球場といえば甲子園球場、そしてここ阪神競馬場。このご近所にある関西学院大学も天然芝の上ケ原牧場と学生が呼ぶ広場があります。
「あなたの、そして私の夢が走っています」
そう競馬実況中継したのが杉本清さん。彼はその関西学院大学のご出身です。大学前の花の道と呼ばれる一直線の道路は桜並木で見ごたえがあります。手前味噌ですが、私も関西学院大学出身で、実は杉本清さんはクラブの大先輩にあたります。
緑の芝と桜のコントラストは相性がいいのか、よく映えます。そしてそこを駆け抜けるサラブレッドの姿。子どもにはじめて見せた時に、その馬体の大きさと走り去る蹄の音に驚いていました。
グレードワンの年最初のゲーム「桜花賞」の出走馬はサラブレッド系の3歳の女の子限定のレース。距離は1600m。グレードワンG1のレースは、馬に負荷をかける重りが同じで55キロ。他のレースは、馬の能力に合わせて負担させる重さを変えて、すべての馬が同着になるように人の手で計算されレースをします。
子どもが何に興味を持つのか
子どもによって、動物が好きな子、草木が好きな子、そして機械ものが好きな子などにある時期から分かれるのが不思議です。女の子は、母性本能から動物に興味があると言われますが、そうでなく機械的なもの、鉄道とかクルマに興味がある子もいますからね。
私もわが子が、何に興味を持つのか観てるのが大好きでした。あ、こんなもんに興味があるんだぁ~と。基本は動くものに条件反射的に子どもは、近づきますね。だからクルマにも近づくので、危ないよと教えるのが親の役目ですもんね。
子どもの興味を親が知るため、つまりは親のために動物園や植物園にも行くのかもしれませんね。その意味でも競馬場もいいかもしれません。賭け事だからと、いぶかしがる人もいるでしょうが。知らないより、知っていた方がいいと思うのですが。だって人生、楽しむためにうまれてきたのですから。
競馬場には子どもの遊戯施設が併設されています。またイベントも開催されています。ちょっと変わった桜のお花見ですが、こんなお花見も時にはいいのではと思いご紹介しました。阪神競馬場横に流れる武庫川ぞいは桜の名所ですから、そちらの桜もぜひ。
交通アクセス
阪急今津線「仁川駅」から専用地下道、サンライトウォークで徒歩約5分。
兵庫県宝塚市駒の町1-1
大人は200円の入場料が必要です、桜花賞の当日は女性は100円です。ただし、桜花賞の時に桜が咲いといるとは限りません。その年によりもう葉桜だったり、まだ咲いてなかったりします。写真は2019年4月7日日曜日のもので、この年は桜花賞当日ちょうど満開でした。
2020年の桜花賞は4月12日日曜日です。