ソメイヨシノの後に咲く里桜が満開
悲しいお知らせ。『令和2/2020年の桜の通り抜けは、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、開催を中止』だそうです。2020年3.3現在の告知。
桜は江戸後期に開発されたソメイヨシノ桜だけではありません。お花見を逃したという人にとって、かつてリベンジという言葉が流行った時にリベンジ桜と言われていたのが里桜の種類。
この里桜が多種栽培されているのが大阪造幣局。「造幣局の通り抜け」と言って関西ではおなじみのお花見です。ただ最近は日本人よりも外国人の方が多いくらいです。
ここで桜をバックにアジア人のウエディング撮影をお手伝いしたこともあります。それくらいわざわざ日本に来て撮影するくらいですから、派手な桜が咲いています。
ここのお花見はお寺さんや神社と同じでお花見弁当は広げられません。あくまでも通り抜けで、飲食禁止です。
子どもと一緒に訪れた時、JR環状線その名も「桜ノ宮駅」から淀川べりを歩くとたどり着くまでに花見客を見込んだ屋台が出ていて、そこで子どもにねだられます。「あれ美味しいんかなぁ」と。そう言わせないためにも駅前コンビニで、ガリガリ君でも買って食べさせておきましょう(^○^)
子どもにいろいろな種類の桜があることを
川べりですから、ソメイヨシノの桜が植えてあります。あたり年によっては、ソメイヨシノの桜のお花見と里桜の同時お花見ができます。桜の満開は大雑把に「カンヒザクラ」「しだれ桜」「エドヒガン」「ソメイヨシノ」「里桜」の順番で咲いていきます。
ただ「里桜」の仲間の中にも早く咲くものもあれば、咲くのが遅いものもあります。それよりも子どもが不思議がるのは、桜=白が桜の花びらが緑だったりどピンクだったり。イメージ操作の一つですが、西日本の桜はどちらかというと白い花びらにほんのり色がついてる程度です。関東人の言う桜=ピンクではありません。花の色のつき方は土壌の違いだと言われています。
マスゴミが流すフェイクニュースではありませんが、桜の花びらがあんなにピンクピンク色しているのはおかしく思いませんか? 確かに夕方近い光線に当たると赤く見えますが。「悪魔でもイメージです」という嘘ですね。
なぜ官公庁にこんなにも桜を植えているの?
自然災害や疫病などが流行すると、その種が途絶えてしまうことがあります。絶滅危惧種と言われるアレ、レッドデータです。ただ絶滅したと言われていても、アジサイのシチダンカや樹木のメタセコイアのように復活することもあります。そのためにいろいろな種の桜が植えてあるとお聴きしました。
どこかでその種が生き延びていたら、また数を増やせる。我が子も大切だけれど、周りの子どもたちも我が子と同じように大切だと。そんな考えを持つ民族だから、共産党コミンテルンに仕掛けられて戦いに突入した第二次世界大戦の時にも、同胞のために特攻隊として敵国に突入して命絶えた人たちがいる。だから今の日本国が保たれているんですよねぇ。群れのために、自分を犠牲にする。
私たちが知っている昭和時代に大流行したソメイヨシノ桜のお花見も、近い将来は違う桜が担っているかもしれない。そう思いながら里桜を眺めるのもいいんじゃないでしょうか。
交通アクセス
地下鉄谷町線、天満橋駅下車後、徒歩約15分。京阪本線、天満橋駅下車後、徒歩約15分。JR東西線、大阪天満宮駅or大阪城北詰駅下車後、徒歩約15分。クルマは不便、周辺駐車場なし。
桜の通り抜けの期間/桜の見頃時期:4月上旬~中旬
令和2/2020年桜の通り抜けは、残念なことに中国から広まった武漢熱ウィルス感染拡大防止で開催を中止。
平成31/2019年4月9日(火曜日)~4月15日(月曜日)今年の花/紅手毬
平成30/2018年4月11日(水曜日)~4月17日(火曜日)49万人 今年の花/大提灯 134種の桜総数349本
平成29/2017年 4月11日(火曜日)~4月17日(月曜日)73万人 今年の花/鬱金
平成28/2016年4月8日(金曜日)~4月14日(木曜日)70万人 今年の花/牡丹
平成27/2015年4月9日(木曜日)~4月15日(水曜日)52万人 今年の花/一葉
平成26年4月11日(金曜日)~4月17日(木曜日)83万人 今年の花/松前琴糸桜
平成25年4月16日(火曜日)~4月22日(月曜日)62万人 今年の花/天の川
平成24年4月17日(火曜日)~4月23日(月曜日)67万人 今年の花/小手毬
平成23年4月14日(木曜日)~4月20日(水曜日)33万人 今年の花/妹背
平成22年4月14日(水曜日)~4月20日(火曜日)60万人 今年の花/都錦
平成21年4月15日(水曜日)~4月21日(火曜日)62万人 今年の花/平野撫子
平成20年4月16日(水曜日)~4月22日(火曜日)79万人 今年の花/普賢象
平成19年4月5日(木曜日)~4月11日(水曜日)58万人 今年の花/松月
平成18年4月12日(水曜日)~4月18日(火曜日)82万人 今年の花/大手毬
平成17年4月13日(水曜日)~4月19日(火曜日)115万人 今年の花/紅華
平成16年4月8日(木曜日)~4月14日(水曜日)90万人 今年の花/御衣黄
平成15年4月11日(金曜日)~4月17日(木曜日)66万人 今年の花/関山
平成14年4月12日(金曜日)~4月18日(木曜日)49万人 今年の花/蘭蘭
平成13年4月17日(火曜日)~4月23日(月曜日)60万人 今年の花/紅手毬
平成12年4月18日(火曜日)~4月24日(月曜日)80万人 今年の花/楊貴妃
平成11年4月14日(水曜日)~4月20日(火曜日)77万人 今年の花/鬱金
平成10年4月10日(金曜日)~4月16日(木曜日)68万人 今年の花/福禄寿
平成9年4月17日(木曜日)~4月23日(水曜日)93万人 今年の花/市原虎の尾
平成8年4月18日(木曜日)~4月24日(水曜日)92万人 今年の花/一葉
平成7年4月18日(火曜日)~4月24日(月曜日)72万人 今年の花/夕暮
平成6年4月15日(金曜日)~4月21日(木曜日)83万人 今年の花/麒麟
平成5年4月14日(水曜日)~4月20日(火曜日)100万人 今年の花/花染井
平成4年4月14日(火曜日)~4月20日(月曜日)96万人 今年の花/天の川
平成3年4月12日(金曜日)~4月18日(木曜日)84万人 今年の花/鬱金