梅の花が好きで梅の名所はたくさん行った。その中で毎年行くのが
須磨離宮公園内の梅林。もちろんここは観賞用の梅の栽培をおこなっていて、品種も数十あるので写真を撮っていても絵になりやすい。ただ人はひっきりなしに歩いているが、ゆったりと撮影できるスペースもある。ベンチもあり、お弁当をひろげてお花見にもいい。
梅の花だけを撮影したい人向け。樹木はあまり大きくなく、高さも人と同じ目の高さで撮影し易い。ただ3時をすぎると須磨アルプスの山陰になるので、陽があたる午前の方がおすすめ。梅の時季は盆梅展も開催されている。意外に花の名所として知られていない須磨離宮公園。春と秋にはバラの花も豪華絢爛に咲き誇る。
もともと武庫離宮と呼ばれていた天領の土地。離宮前の黒松の並木道もそのために植えられたとか。この光景もなかなかきれい、むこう(武庫)には須磨の浜を望む。それなのに、である。写真好きな人に聴いても、ここで撮影をしたことがあるという人が意外と少ないので驚く。花好きなら、一度は訪れてもいい所。ここで私はモデル撮影をさせていただいたりもした、ロケーション豊かな場所。
春の花・梅で三カ所とおもい選んだけれど、一番誰でもが行き易いのがここ須磨離宮の梅林ということでベストテン入り。このザ・ベストテン、実はあまり順位にこだわりはないのだけれど。
梅は百花に先駆けて毎年必ず花をつけ、人を楽しませる清香をはなつことから、中国では厳しい環境の中でも節度を守りながら不変の志を豊かな心を持つものと言われている。花といえば、いまは桜だが、一昔前はこの梅だった。たぶん、梅の方が桜にくらべて品種改良をし易かったのではないだろうか。関西春の花ベストテン。
観光客の方がわざわざ訪れてGood度(他府県からの観光)
℃+℃+℃(5個で満点)
ウメの春の季語
梅,梅の花,野梅,白梅,紅梅,薄紅梅,臥龍梅,青竜梅,残雪梅,残月梅,飛梅,盆梅,老梅,梅の宿,鶯宿梅,枝垂梅,梅が香,梅の里,梅屋敷,梅園,梅の主,梅見,観梅,夜の梅,闇の梅,梅暦,梅林,庭梅,小梅の花,好文木,春告草,匂草,風見草,風待草,初名草,このはな,かばえぐさ,
ウメの夏の季語
梅の雨,梅の実,青梅,梅漬ける,梅干す,
🌸梅をより美しく撮影するには、ここがポイント!
桜にくらべて梅の花は目線が高くないので、撮影はし易い花。枝ぶりも絵の題材によくなるのは、花が無くても枝ぶりだけで絵になるから。自分好みのカタチのいい梅の樹を選んで、絵作りをするとたまたまそこに着物姿の人が歩いてくれたりする。
○須磨離宮公園
大正3年 西本願寺月見山別邸を買収した後に皇室の別荘「武庫離宮」が完成。昭和20年 戦災により離宮御殿は焼失。神戸市に下賜される。1967年(昭和42年)今上天皇(当時皇太子)御成婚記念事業として須磨離宮公園が完成。5月1日開園。
山陽電車の月見山、須磨寺駅から徒歩で10分。すこし遠回りだがぜひ、離宮正面の黒松並木をめでながら正門へ。梅林のある東門には東須磨駅からの方が近くて徒歩10分。
関西春の花神戸須磨離宮公園の梅林。 | 関西花の名所ザ・ベストテン
誰でもが行き易いのがここ須磨離宮の梅林。樹木はあまり大きくなく、高さも人と同じ目の高さで撮影し易い。ただ3時をすぎると須磨アルプスの山陰になるので、陽があたる午前の方がおすすめ。梅の時季は盆梅展も開催されている。意外に花の名所として知られていない須磨離宮公園。春と秋にはバラの花も豪華絢爛に咲き誇る。