正しいお花見って
今正しいと世間が思っていることが、実は数十年経てば全く逆ということがよくあります。そして数十年経っても人の行動は「バカだと解っていても人に流されます」。トイレットペーパーが無くなるなんて、2020年の今1973年の時と一緒、人は学習しないね。今度はお米かなぁ。
今では驚くべきことかもしれませんが、私が大好きなアイドルはミュージックビデオの中でタバコをくゆらせていました。欅坂の女の子が動画の中でタバコを吸ってるのがかっこいいと、今なら考えられます？ 今なら世の中から抹殺されますよね。その今、現時点もホンマ不自然ですが。だからタバコを吸えと言ってるわけでもないですが、人の嗜好を他人さまがとやかく言うのは間違いです。
春に生まれましたから桜が大好き、これが人の嗜好です。飼ってた犬が桜の花を食べるのを観るのが好きで(^○^)こんなこと今の時代書くと「動物虐待だ」と言われそうな嫌ぁぁな世の中、これが閉塞感ですけどね。上から目線の人を人が監視する世の中に住んでいて楽しいのだろうかと。
ノスタルジックな昭和の桜
桜の話からとんだ所に行きましたが。ブログを書くにも、その時の世の中の気分が左右する所があります。お花見の名所も時代により変化しています。お花見の桜はソメイヨシノが主です。ソメイヨシノはその形態にもよりますが、寿命が短いと言われています。だいたい50年から百年持つかどうかと。
なんでそんなことを言われるかというと、江戸時代の後期に開発されたソメイヨシノの桜の木は1900年代の昭和の時代に入り各地で植林されたのです。ソメイヨシノは子どもを作らない人工の桜ですから、鳥の糞などで種が運ばれることはありません。山に咲いている桜は、エドヒガンなどの山桜です。
この地域を桜の森にしようと考えた人たちの手で
1926年が大正15年、昭和元年です。今から100年も経っていません。だから今のソメイヨシノの花は花盛りなんですね。ただこれが50年後はどうか？
以前から桜の名所と呼ばれている地域は、今躍起になって桜の植樹を進めています。それはその地域のソメイヨシノが花のつきが悪くなってきているという理由からの地区とこれからも桜の名所としたいという願いが強い地区、いろんな理由からです。
桜咲く、その言葉の意味
桜が咲くと、なぜだかウキウキする。春から夏へ、それは人を活動的にしていました。私たちの時代は。でも今では一部の間違つた思想の人の手で「太陽にあたるとガンになる」とオドシで人は萎縮しましいたね。でも人には必須ビタミンであるDは日光浴によって体内で合成される。つまりはビタミンDをサプリで取れという金儲けのために流布された。人ってお人好しだから賢い医者の言うことは何でも信じてしまう。
頭に花が咲く、というのは悪い意味で使われますが。桜咲くは、いい意味で使われる。人は時にはアホになり、お花見もしなくちゃいけないかなぁと考えているのですが。
古墳が多いのが播州
縄文弥生時代に人が生活しやすかった場所には古墳があると言われています。綺麗なカタチの小高い丘のような山。それは古墳だったと。加古川べりの日岡山も古墳です。5基もの前方後円墳がある36ヘクタールの大きな敷地に4月上旬になると約千本の桜が咲き誇ります。桜と一緒にツツジも咲いているのがここの特徴。そういえば梅の名所、播州綾部山梅林も古墳です。
公園として整備されていますから、子どもが遊ぶには申し分ありません。広大ですから思いおもいの場所でお花見が楽しめます。BQバーベーキューなども申請すればできます。
ソメイヨシノと同時に咲くと播州摂津地域で言われているのがコバノミツバツツジ。こちらはソメイヨシノと違い、鳥の糞によって運ばれ六甲山でもいたるところに咲いています。この日岡山公園でもコバノミツバツツジは咲いていて、キレイです。こちらもぜひお花見を。
ちなみにJR加古川線は単線で、｢日岡駅｣は田舎の無人駅です。駅前にはバスロータリーも無く何も無い駅です。お花見のお弁当や飲み物は加古川駅で調達されるのをオススメします。
交通アクセス
ヒオカヤマコウエン日岡山公園
所在地/兵庫県加古川市加古川町大野1682
JR加古川線｢日岡駅｣から歩いて10分、JR加古川駅前北口１番のりばから神姫バス｢日岡山公園｣