いつもいつも想ってた サルビアの花
「国産みの淡路島でそのむかしね、大地震が起こってね。対岸の神戸や阪神間の街が破壊されてしまったんだょ」そんな時代が来るんだろうなぁ。野島断層がそのまま保存されているお隣にあるのが、あわじ花さじき。四季折々の花が咲く。
ここは北海道か!と そう思うほど雄大で向こうは海
あなたの部屋に届けようとしたサルビアの紅い花、自分の前から去って行く彼女を『サルビアの花』とうたった早川義夫さん。あの歌とサルビアの甘い蜜がなんともせつなく感じてしまうようになったのは、どうしてか。 そんなせつない花が咲き誇る、しかも延々と丘に咲く。そんな光景をみせつけられると、えぇ北海道！？と勘違いしてしまうのが不思議。北海道の富良野や美瑛の丘によく似ている。観光バスで乗り付けた岡山からの団体さんが「でっかいどーあわじしまぁー」って叫んでたのには笑ってしまった。 このブログでは入園料などが無料の施設をなるべく取り上げていますが、ここは入園料+駐車場代もただ！ だからお金がかからない、すごい。ふとっぱらな兵庫県の施設。近畿地方屈指の花の公園で、甲子園球場4個分、標高300メートルの高台から見下ろす大阪湾がすばらしい景色。飲食施設は山から下りなければなく、地元の農産物や子どもが好きなソフトクリームは売ってます。道の駅より淡路島タマネギが安かったので4キロ800円、買ってしまった。 淡路島に渡るには世界最大の明石海峡大橋の通行料が必要ですが、年々安くなり現在いつでも垂水IC〜淡路IC間の通行料金がETC利用で片道900円、2014年から。現金車は2,370円でぼったくりですねぇ。どこかの烏合の衆政党は、自分たちが政権とったら高速道路や橋はただだと豪語していたが、あれは一体なんだったんだろうなぁ〜ちなみにお金を取る国道28号線・橋の通行無料なら、毎週淡路島に農産物買いにくるのになぁ。橋だけでも無料にしてくれw
ブルーサルビアの丘、むこうは明石海峡大橋
はじまりはあの阪神淡路大震災 近くの野島断層保存館にも訪れて
兵庫県のこの地域をおそった1995年1月17日未明の大地震。兵庫は花の出荷栽培でも有名な地域で、震災以降傷ついた人びとの気持ちを花でやわらげようと、このような施設ができあがったと聴いた。 1998年（平成10年）4月4日に開園、毎年きれいな花畑を楽しめる。それも四季折々の。標高300メートル近い山の中なのでクルマ、バイク、自転車しか交通のアクセスがなく、徒歩では高速バス停から数時間かかるのが難点でまず歩くのは無理。 いろいろな花が楽しめるが、そのなかでも秋はサルビア。
花には個性があって、群生している光景がまるで花の絨毯のような雰囲気になるものとそうでないものとが。菜の花なんてどこにでも咲いているので単体では興味がないけれど、群生していると絵になるのが不思議。 サルビアの時季は、遅咲きのヒマワリも一緒に観れた。9月下旬でもまだ満開ではなくて10月に入ってからが見頃らしい。丘がいくつもある光景を想像していただければ良いとおもうが、全体を見渡すことはできなくて、丘のむこうに「あぁヒマワリが」っと。 
園内ではもちろんお花見気分 ベンチで海と花を眺めたり
山の中なのでお弁当の用意が必要だけれど、おもいおもいにお花見気分を楽しんでらっしゃる。コンビニも国道までおりなければ無い。ぐるりと1時間ほど散歩するにはもってこいの場所で、子どもが走り回ってもなんら問題はない。ただ海風が吹くので、撮影にはすこしつらい所もある。 丘から海も見渡せるので、ほんとに開放的な景色。もちろん全長3,911 mの国道だけどお金を取られる世界一の吊り橋・明石海峡大橋も遠くに山の向こうにみえる。
サルビアとセージと両方の名前が混同されて使われたりするので、ブルーサルビアをラベンダーだと勘違いしたりする人も。サルビアとセージも同じシソ科アキギリ属の近縁の植物。いわば兄弟だけれど、花、色や雰囲気も違うものも多い。そもそも違う植物と言ってもいいサルビアとセージ。 日本でサルビアといえば紅色のこの花。ここ花さじきにも、ブルーサルビアと紫サルビアが咲いていました。その中にブルーの三尺バーベナも咲き誇り、どれがどれだか。それもまた楽しいのですが。「何の花？」と興味をもつことが。 
サルビアの花言葉は、 「家族愛」と「良い家族」
サルビア 学名/Salvia splendens 和名/緋衣草（ひごろもそう） その他の名前/サルビア・スプレンデンス 科名/ シソ科アキギリ属 原産地/ブラジル 高さ/20cm～160cm 栽培難易度/初級者向け 8月7日、8月31日、9月19日の誕生花 サルビアもセージも同じシソ科アキギリ属の植物。近縁の植物ですが、同じ植物ではない。
2001.4.24天皇・皇后両陛下の野島断層記念館行幸啓
野島断層保存館 淡路島の全人口/143,025人（2010年10月1日） 兵庫県立あわじ花さじき 所在地/兵庫県淡路市楠本字上山2865番地 あわじ花さじき、花だらけの所 | 関西花の名所ザ・ベストテン いつもいつも想ってたサルビアの花。赤、オレンジ、青と色とりどりのサルビアだけど、赤いサルビアをまず思い出す。子どものころにこの花先を取って蜜を吸った人も多いとおもう。それほど密が豊富な花で、もちろんみつばちが集い、人が集う「あわじ花さじき」。淡路島の山間部の丘に花畑を作り、海をながめながらお弁当を食べるのは気持ちいい。